デルファイの巫女
デルフォイの巫女、デルポイの巫女とか日本語で言われている「Oracle of Delphi」。英語発音はどちらかというとデルファイに近いので、ここでは「デルファイ」と記すことに。
今年になって、あちこちでこの言葉に出会っている。
デルファイの巫女
古代ギリシャの聖地であったデルファイという所にあったアポロン神殿で、神託を人々に告げるという役割をしていた女性達のこと。
ミケランジェロの描いたシビュラ
最初は、2月に行ったミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画のイベントで見たデルファイの巫女、シビュラ。この絵は何度も見たことがあったかもしれないけれど、この人物がどういう人物なのか知ったのはあの時だ。トランス状態になった巫女がアポロン神からの神託を受けて人々に伝えるというのはピュティアというそうで、この絵のシビュラはトランス状態にはならないらしい。2月に行ったこのイベントは、サンフランシスコのとある教会の天井にシスティーナ礼拝堂の天井画の複製が展示されているというもの。ミケランジェロは数あるこれらの天井画のうちのいくつかにデルファイの巫女を描いていて、それはさまざまな年齢の女性達として描かれている。
次に、3月の春分の日にトレーシー・アッシュによる個人セッションが実現したとき。そのときに聞いたのが、私の過去生のうちの一つとして、ギリシャで巫女をしていたということ。デルファイと言われた。2月に見たミケランジェロの絵の中で一番気になったのがこのデルファイの巫女の絵だったのが、ここでシンクロした。シビュラだったのかピュティアだったのかは不明だけど。
その過去性では、古代ギリシャの男性原理社会で女性として巫女の立場でいることを享受していて、人生を楽しんでいた。
4月になって、昔サンフランシスコでシェアハウスをしていた時のアメリカ人の友達と久しぶりに話す機会があって、そこで出て来たのが、彼女は自分の過去生はデルファイの巫女だったと思っているという。それで、私もそうだから私達そこで昔一緒にいたんだね、という話を笑いながらしていた。半信半疑、でも面白いから笑える的な。ここでもシンクロが起きていた。
Oracle of Delphiのカード
そして5月、アシュタールの個人セッションを受けた。トレーシー・アッシュに続き、個人セッションの機会が巡ってきたので即座に申し込んだのだ。今までこのような高価な個人セッションは受けたことがないけれど、今年は機会が立て続きにやってきた。その前に、最近購入したアカシックタロットカードを引いてみたら、なんと出て来たのはOracle of Delphiのカードだった。
アシュタールとのセッションでもOracle of Delphiが出てきた。転生は2000回ぐらいしていてそのうちの1500回は地球外のいろんな星にいたという！ 地球でもいろんな場所にいたことがあって、そのうちの一つがギリシャのDelphiでOracle of Delphiだったとアシュタールに告げられらた。まあ500回も転生していたら一回ぐらいはギリシャにいてもいいよね。
さあ、この短期間にこれだけ出てきたら、もう上から真実を告げられていることに他ならないと信じるしかないでしょ。
だからなんなん？
神がかりになって神託を告げていたことがあるのだから、そのスピリチュアル能力を思い出して、今生でまた使えるようになって、人々の役に立てるということ。
ところで本当のところ、デルファイの巫女って何者だったの？
もう少し詳しく調べてみた。でもまだまだわからない。そのうち思い出すことにしよう。
シビュラとかピュティアとか色んな呼び方があって、わかりにくい。シビュラとピュティアは別物で、いずれも誰か一人を指す固有名詞ではなく普通名詞だそうで。デルファイのアポロン神殿で、三脚に座って、聖水を飲んで、神託を告げる巫女はピュティア。ミケランジェロの天井画のこの絵はシビュラ。シビュラはもともと固有名詞だったけど複数のシビュラがあちこちに現れたので神託を告げる巫女がそのように呼ばれるようになった。だからデルファイの巫女はピュティア、その他の巫女はシビュラと理解していいのかどうか。個人名詞だったシビュラはギリシャ時代に記載されていて、シビュラが普通名詞になったのはローマ時代の記述。一体デルファイの巫女は何人いたんだ？
参考にしたサイト：
https://mitchhaga.exblog.jp/19985174/
https://ameblo.jp/artandmyth/entry-10392450982.html
https://omochi-art.com/wp/delphic-sibyl-pythia/#i-2
https://www.nikkei-science.com/page/magazine/0401/delphoi.html
