考え方・価値観の違う世界に入ってしまっていたら

そこから脱却しようとアメリカに来て、でも、そこから本当に抜けることができたのは最近かな。もう30年以上になるのに、今やっと本当に、という感じがする。

価値観の違う世界から物理的に遠のいても、たまにそこに物理的に戻ると、その世界に入ってしまっていた。自分の中で、そのギャップを感じながらも、郷に入っては郷に従うことにしてしまっている。そんなことが何年も続いたかも。それが、いいとか悪いとかではなく。気負わずに自分は自分固有の価値観を持っていてそれを信じているとアウトプットして言い始めたことで、自分が自分の場所にいていい居心地が加速した。

価値観が違うということは優劣ではなく、ただ「異なる」だけで、自分側に引き込む必要もないし、相手側に合わせる必要もない。そう本当に理解すると、ケンカは必要なくなる。合わなければそこから離れるだけ。自分はあなたたちとは違うんでご一緒できません的な優越感ではなく、自分はこのグループには入れない疎外感を感じるからでもなく、ただ周波数が共鳴しないから。相手を納得させようとか、自分の方が正しいから従わせようとかでもない。こう書いてみると、そんな風に感じていた自分もいたかも知れないと反省する。

世の中には価値観の異なる人ばかり。ちょっとアウトプットして、様子見て、なんか言われたら引っ込めて、とかしているうちに自分を見失ってしまう。あれ、何が好きなのかわからない、好きなこと思い出せない、みたいな。

違っていていいんだよ。価値観違うから合わせなくちゃとか、違う自分を隠さなくちゃとか必要ない。そういう思い込みに気づいたら、手放してみよう。

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