スプリントとスクラム

仕事で開発チームやプロジェクト管理に携わっていると必ず出てくるのがスクラムとスプリント。私がいるコンテンツチームでも毎朝スクラムミーティングをやって、昨日やったこと、今日やることの優先順位など、一人2−3分で話すのがスクラム。

スプリントはタスクに費やす期間で、一回のスプリントは2週間とか3週間の期限があって、その期間内に行うタスクと担当者をスプリントに入れていく。作業中のタスク以外にもバックログがあって、スプリントプランニングの際に今回のスプリントで対応できそうなものをバックログから入れていく。スプリントの名称は楽しいものを勝手に付けていい。例えば世界の都市の名前とか、ロックバンドの名前とか、今週のスプリントは「バンクーバー」とかいった具合に。


利点は、

  • 進捗状況を毎日確認できる。

  • 毎日の優先順位を朝イチで把握して作業に取り組める。

  • スプリント内のタスクが終了しなかった場合でも次のスプリントに入れて進捗管理できる。

  • なかなか完了しないタスクが可視化でき、それに対応するチャンスができる。タスクを細分化して少しずつでもできるようにするとか。

  • やりたいことをバックログに入れておくことで忘れることがなくなる。


これ、別にウェブやソフトの開発だけに適用とは限らない。自分のスピリチュアルビジネスにも使ってみよう。スクラムは当面自分一人のチームだけど。

例えば、アファメーションをいくつか書いた、けど現実化してないものがあるといった場合、そこに向けてのアクションをいくつか書き出してバックログにリストアップし、スプリントに入れていく。月曜から日曜の2週間を一つのスプリントにして。例えば、来週6月28日をスプリントの開始日にする。おや、その日はイーロンの誕生日だ。ではこのスプリント名を「イーロン」としよう。

では、この「イーロン」スプリントのプランニングをしてみよう。

fusen.jpg
  1. まず最初に、自分のアファメーションのうちの一つで、抽象的ではないもの(具体的なものは想像しやすい)で一番実現したいものを選んで、そこに到達するに必要な作業を想像して、それらをバックログとして書き出す。付箋でやるとやりやすい。

  2. そのバックログのうち、6月28日からの2週間で達成できそうなものを「イーロン」スプリントに入れていく。2週間ですべてのタスクに使える合計時間をここで確認しておく。自分の場合、このスプリントに使える時間は平日1日最大4時間、休日1日最大8時間、2週間で合計72時間。

  3. 毎朝、そのスプリント内のタスクで昨日何をやったか、今日は何をするかを確認する。5分以内で。

  4. 完了したタスクがあって、まだこのスプリント内でもし余裕があったらバックログから次にやりたいタスクを選んで入れる。

  5. 2週間経って7月11日に次のスプリントプランニングをする。次は7月12日から7月25日までの2週間。


思考や想像したものがあって、それに対してのアクションがあってこそ現実化する。スプリントとスクラムはアクションを管理していく方法として効果的。

自分のビジネスにも使ってみよう。

Previous
Previous

優位の波動

Next
Next

想像力は、知識よりも重要だ