思考をとめたときに嵐はとまる

人を怒らせてしまうタイプの人ってたまにある。こっちは真面目に話してるのに、茶化したことしか言わないとか。どこかバカにされているような。それが蓄積してくると、その手管に負けてこっちが怒ってしまう。相手にしなければいいのに、カチンとくる。で、怒りのホルモン「アドレナリン」が登場してカーッとなる。

そんな時は、深呼吸してプチ瞑想。瞑想で思考を止めて自分に入る。どんな感情の痛み、辛さ、悲しさも、思考を止めたとき、それらは今ここには存在しない。自分の思考が心の中の嵐を造っただけなのだ。だから自分の思考を止めると嵐も止まる。

あーそうなんだ。そうよね。簡単なことだけど、難しい。長年できなかった。

思考をとめたときに嵐はとまる、それを聞いたときの、すごい安心感。自分は悪くない、ただその思考を止めればいいだけ。そんな思考で怒りを爆発させた自分が悪いとか情けないとかジャッジするのではなく、ただただ、その思考を止めましょうってこと。

そして、誰々のせいで怒ってしまった私かわいそうという被害者意識もいらない。人のせいにしている限り、怒りはおさまらない。そんな思考も止めましょう。

安心感というか、大丈夫よってどこからか言われているような、そんな優しい波動に包まれる。