気付いたら、家にいるのも出張

ヨセミテ近くのホテルに2泊して週末を楽しんで家に帰って来た次の日のこと。月曜の朝、起きたときの数秒の違和感。ふと感じたのは、今週は集中講座のようなものに出席するため出張で来ているので今週の仕事はここでする、という変な感じ。

自宅なのに、ここにもテンポラリーに来ているという感じ。ここが永遠の住居という感じが崩れた。

そのときのなんか軽く、楽しい、フワッとした感じが新鮮だった。また週末にヨセミテに行こうと考えていたからか、どちらが自宅?のような感覚。

自分にとって世界の中心は自分のいるところ、という表現は聞いたことがあるけど、そうなら、世界の中心であるはずの自分の持ち家にいてもそこが実はテンポラリーなんだと思ってしまう感覚って、どうなんだろう。世界の中心は自分のいるところというのは、物理的な場所じゃなくて、自分の魂がいるところだからなのかも。

I left my heat in San Francisco. サンフランシスコに長年住んだ後サンノゼに引っ越した時はこの歌に共感してたけど、その感覚ともちょっと違う、この月曜に感じた「家にいるのも出張」感覚。自分のハートをどこかに置いて来た感覚じゃなくて、本当の自分はどこか遠くにいて、今は「ちょっとよそに来てる」感覚。魂が来たところがあって死んだらそこに戻るのだとすれば、この地球での人生ってそんな感じなのかも。

自宅でもホテルでもどこにいてもインターネットでどこからでも仕事できるという状況が、否が応でも一年以上続いて、ノマド感覚が定着した感じなのかも。イイなあ。

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