頑固でいることと柔軟性と

頑固でいるというとネガティブな感じに聞こえるけど、戦略的に頑固に自分の決断に固執する、ということと考えると、頑固でいることは大切だ。決めたことに従って行動することで結果につながるから。先日書いたルーティンも、これに頑固な姿勢で貫くことで続けられる。

決断したことに従って行動して行くことで逆に結果が良くないと思ったら、そこは柔軟に変更していい。でも、柔軟性もいいが、いつも柔軟に変更していると、決断した行動とは別の行動をいろいろ考えることで思考のエネルギーを使ってしまってエネルギーの消費になりかねない。期待した結果にも到達できない可能性も大きくなる。

そこのところの判断が難しい。ここは直感に頼ってもいいかも。

自分はランニングをしているので、例として自分にとってわかりやすいのが、マラソン大会に出場するためのトレーニング。プロじゃないので自分で勝手に決めて走りたい大会を選んで楽しんで走るマラソンだけど、大会までの3ヶ月間のトレーニングプランを立てたとする。火水木土日の週5回は走るとして、それぞれの日の走行時間や距離などを綿密にカレンダーに入れていく。ウェブや書籍で調べて自分が遂行できそうなプランを決める。決まったらそれが自分のストラテジーなのでそのプランに従ってトレーニングする。怪我や故障しないかぎり頑固な姿勢で続ける。

ここに柔軟性を入れてしまうと、今日はちょっと疲れてるから休んでもいいか、とかになってきて、一度そうやって曲げてしまうと、次も次もとなり安く、気がついたらマラソン完走の夢は遠のいていく。

目標を決めたら妥協せず頑固なまでに決めたプランに従ってトレーニングする。そうしてマラソン大会当日になると、トレーニングをしっかり続けてきたことで自信もつくし、満足感や達成感も半端ない。

いい意味での頑固さって大事。

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