An evening with spirit

ハロウィーンは元々、死者の霊が家族を訪ねてくる時だという古代ケルト人の信仰から始まったようで、そのハロウィーンが迫った今夜、霊能者ジェームズ・ヴァン・プラグの「An evening with spirit」というオンラインイベントに参加してみた。参加者の亡くなった家族や友人の霊を呼び出すイベント。彼はこんなイベントを何回も行っているようで、今回の参加者は400人以上。私はオンラインの会に参加するのは初めてだけど、10年ほど前にリアルのイベントに参加した時もそれくらい、もっと参加者いたかも。当時は「ゴースト」というテレビドラマのプロデューサーだった、人気のある霊能者。今も相変わらずのすごい霊媒能力。

最初と最後にジェームズが瞑想ガイドをやってくれる。1時間半のイベントの中で、亡くなった人のスピリット5人が登場した。ジェームズはスピリットの言っていることが聞こえたり感じたり見えたりする。ジェームズは感じたこと見えたことを次々と早口で喋っていく。ゆっくりだとスピリットがすぐいなくなるからだと言う。

ある女性が来ている、この人は最近亡くなって、まだ若い女性、旦那さんがこのイベントに来ている、誰か心当たりあるか、という感じで始まると、400人以上もいる参加者のうちの一人の男性が手を上げて、自分だと言う。二人子供がいるね、彼女はガンだったねとジェームズが感じたことを次々早口で言うとそれらが当たっている。そして時々その彼女自身が言っているように一人称になって「私の物をまだ残していて、私の服に時々こんな風に触ったりしているね」とか具体的なことがいろいろ出てくる。彼女はいつもあなたのところにいるよと最後の方になって明るくジェームズが言うと、最初重苦しかったその男性の顔が明るくなっていた。

亡くなった人がジェームズのような霊能者を通じて会話をしてくるのは、その人達がそうしたいから出てくるようだ。別の人のスピリットは男性でその奥さんも一緒で、妻は以前別の霊能者を通じて出てきたことがあるけど自分は初めてだ、妻に勧められて出てきた、と言う。そんなこともあるのか。

また別のスピリットはオーストラリア人の女性のおばあさんだった。本が好きだったね、上品な女性で貴賓のある人だ、と言いながらジェームズはその女性の話し方で話している。明るく、楽しく。

スピリットから参加者みんなへの伝言もあった。

Time on earth is special.  It’s a gift.  Enjoy. 

Forgiveness is a gift from God.  

Words can heal. などなど。


亡くなった人のことを思って悲しくなるのではなく、亡くなってもスピリットは生きていると教えてくれて、その人達が本当にそこにいるように話してくれる。と言うか、ジェームズにとってはスピリットは本当にそこにいる。そのスピリットの人達の話し方や性格がまるで生きている人達のように伝わってくる。明るいイベントだった。

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