夢をかなえるゾウ

ロサンゼルスの南にあるオレンジカウンティまでドライブすることになった。諸事情により、娘のアパートにしばらく滞在することになったからだ。

7時間ぐらいの一人旅。愛車のテスラで、スーパーチャージャーに2回立ち寄って30分ずつぐらい充電しながらゆっくり行くと、到着するまで合計8時間ぐらいになる。

この長旅ドライブは何度もやっていて、その間、音楽を大音量で聴く、歌を歌う、受講している講座の動画の音声で学習する、ポッドキャストを聴く、とこれまで色々やったけど、今回はオーディオブック。


それで今回聴いたのが「夢をかなえるゾウ1」。書籍は2007年発行でドラマにもなっていたとは知らなかった。1.5倍速で聴いて7時間ぐらいで終わる、ちょうど良い長さ。

笑える。笑える。
関西弁のガネーシャはゾウの形をした神様で、課題を出す。毎回の課題に著名人の生き方からの学びが入っている。こんな面白い本、今まで知らなかったとは!


自分の知っているガネーシャは数年前の上司の上司。のび太君を50歳ぐらいにして色黒にしたインド人。そのガネーシャを思い出しながら、この関西弁の支離滅裂な行動のガネーシャの話を聴いていると、余計笑える。運転しながら一人で笑っている。自動運転にしておやつをモグモグしたりして、笑っているうちに目的地に到着した。

テクノロジーの恩恵で、もう「読書する時間がないんで」という言い訳はできなくなってきた。いい時代。このスピード感で身体も心も軽くなって、どんどんいろんなこと吸収して、いらないもの捨てていけると嬉しい。


人は楽しいことしかできないと思うようにしよう。夢を追って行動をしていることが楽しいことなら、それを大変な努力と感じることなく、その夢に向かって進んでいける。


ガネーシャの出す課題はどれも素晴らしい。特に最後の3つの課題はなかなか自分に刺さる。

最後の課題1:人の成功をサポートする

「自分の夢をかなえることが同時に人の夢をかなえることになれば、みんなが応援してくれるやろ」「相手の夢を引き出すような質問をどんどんしていくんやで」

マーケティングでは顧客のニーズを理解して云々とどれほど聞いてきたか。同じこと。これ今の自分に必要。

「人が持っている夢、人がどうやったら幸せと感じるのか、そのことを考え続けていけば成功なんてすぐそこや。人の成功をサポートする。人のために何かできひんかな思って」

相手が持っている夢を理解して相手を幸せにする。それそれ、集客の講座でも同じこと聞いている。お金儲けて自分は裕福になろうという気持ちがあったら逆効果だ。相手が幸せになるサポートが自分の仕事。

「ええか、自分が成功したかったら、その一番の近道は、人の成功を助けること」



最後の課題2:応募する

誰かに才能を認められることで人生は変わる。認められれば自信がついてドンドン変われる。「才能は知らず知らずにできてるもんや。それを表に出すために応募することや。自分自身を世の中にアピールすることや。みんな怖いんやな、自分の才能ないと思われたら」

これは、今の私たちに言えること。応募するとは、つまりアウトプット。SNSに投稿したりメルマガ配信したり、動画やライブ配信、いろんな媒体を使って自分自身をアピールすること。

「自分自身に対しては諦めたらアカン」



最後の課題3:毎日感謝する

出たー。やっぱり感謝。感謝は一番高い波動の感情。

「おおきに」

「自分の中に足りんと感じていることがあったら、それを何かで埋めようとするんやのうて、自分は十分に満たされている、自分は幸せやから他人の中に足りないもんを見つけ、そこに愛を注いでやる、この状態になってこそ、自分が欲しいと思ってたお金や名声それらのすべてが自然な形で手に入るんや」

「足りてない自分の心をありがとうって言葉で満たすのや」

最後はやはり愛と感謝だ。

愛と感謝が高次の波動で、この高次の波動をキープできていられれば、コンフリクトを武力で解決しなくて済むようになるだろうに。

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2/22/2022