Quitters never win, Winners never quit
映画「ザ・シークレット」に登場したメンタルコーチのリサ・ニコルズが15歳のとき、水泳レースで唱えたマントラ。泳ぎながら「Quitters never win, winners never quit」と何度も何度も唱えたという。
弱気で自分は大したことないスイマーと思っていた彼女におばあさんがこれを教えた。リサはおばあさんから教わったこの言葉を思い出して、レースの時にこのマントラを唱えて泳いだ。泳ぎ終わったら、左右のレーンに誰もいないから自分は遅すぎてみんなもうプールからあがってしまったのかと泣きそうだったけど、実は、なんと、みんなまだ後ろを泳いでいたという話。レースで優勝したのだ。
彼女が以前に使っていたマントラは「I don’t wanna lose」だった。この違い!
「I don’t wanna lose」では「lose」(負ける)にフォーカスしてしまっている。これでは勝てない。
「Quitters never win, winners never quit」実は、これは有名なフットボールコーチの言葉らしい。フットボールに興味のない私は、これが有名なフットボールコーチの名言だよと言われても「ふーん」で終わっていたかもしれないけれど、黒人のシングルマザーのサクセスストーリーとして聞くと、何だかジーンときた。「Never give up」と似てるけど、「Quitters never win, winners never quit」の方がもっと強力だ。「loser」と言わずに「quitter」と言っているところがわかりやすい。やめなかったら勝つ。人に勝つというより、自分の「できなーい」っていう気持ちに勝つ。
次のランニングレースに向けて練習するときにこれを使ってみよう。レース当日もこのマントラでゴールまで走り抜こう。
もちろんこれはスポーツだけの話じゃない。目標に向かって行動していても投げ出したくなった時ってある。そんな時にこの話を思い出して使ってみるといい。