「魂からのメッセージを聴こう」と自分に言い聞かせ

先週は毎日出社して、多くの人と会い、ミーティングや食事会に参加するというパンパンのスケジュールをこなしていた。充実した1週間だと思っていたが。。。

日曜になって頭痛と微熱で調子悪くなり、月曜早朝に検査してみたらコロナ陽性になっていた。早速会社に連絡して今週は隔離生活。今日は発症5日目、だいぶ調子良くなってきた。明日もう一度検査をして陰性になっていれば会社に戻れる。

ただし、戻りたくないのだ。毎日不特定多数の人たちと会っていると、やっぱりまだこうなるのだと知らされたから。

Is it worth doing?
ほんとに今の自分、こんなことやっていていいのだろうか?


ひすいこたろうさんの「あした死ぬかもよ?」のオーディオブックを毎日通勤の車の中で聴いていた8月。

その本には人生最後の日に笑って死ねる27の質問というのがあって、例えば「後6ヶ月の命だったら何をする?」「1ヶ月だったら?」「1日だったら?」など、真面目に考えると簡単には答えが出ない。

6ヶ月あって、体が今のように動いて金銭的な余裕があるのならやはり旅行。ヨーロッパと少し中近東と思っていた。

「1ヶ月」「1日」となると答えがわからない。でもそこでうやむやにしないで、本気で考えることで本当に必要なことが抽出されてくる。答えはこうだ。1ヶ月で会いたい人達にできる限り会いに行く。沖縄かハワイにも少し行ってボーッとしてくる。1日しかなかったら、やっぱり家族と一緒にいたい。ただいるだけ、何をするでもなく。

病気の時は心も弱くなる。予定していたテキサスへの引っ越しも考え直したい、会社も辞めたいとなってきた。会社辞めて憧れのデジタルノマド生活をヨーロッパでしたい、と本音が出てきた。今週は、ほとんど一日寝たり起きたりしている日々だったので、そのウツラウツラとした潜在意識に近い状態の自分から出てきたことは、魂からのメッセージだ。やはり大事。そのメッセージを大切にしたい。

まあ、重症じゃなかったから来月のこととか来年のことととかも考えてはいたけれど、今の本音は「デジタルノマド生活をヨーロッパでしたい」だった。

今の仕事は嫌いじゃないけど、スタートアップの頃のワクワク感はすでに薄れているし、自分がいなくても他の誰かができるし、と思うとほんともう潮時なんだろう。さらに追い討ちをかけるのがリモートワーク禁止令。時代の流れに逆らっているのかそのもっと先を行ってしまっているのか、いずれにしろリモートワークは基本NGになってしまったこの会社で仕事を続けるのが気持ちとして重い。

病気で頭がぼんやりしている最中に「はい退職させてください」と言うのはやめにして、頭がクリアになってからにしようと、とりあえず今月はお仕事を続けることで落ち着いた。16日からは10日間のエジプトリトリートが待っている。そこで閃きが必ずある。

Previous
Previous

エジプトのパワー(その1)

Next
Next

変化最高!