イラクリオン考古学博物館

クノッソス宮殿の遺跡にあるのはほぼすべてがレプリカになっていて、本物はイラクリオンの街の中にある考古学博物館に展示されている。フレスコ画はほぼ復元図でオリジナルな部分は少ないようだけど、それらが今見られるのは素晴らしい。3000年も4000年も前に生きた人々の傑作を目の前にできるのだ。

タコのモチーフを描いた人はどんな気持ちだったのか。楽しんで描いたのか、それとも仕事だから決まっているモチーフをなぞって描かされたのか。楽しかったでしょうね。3人の美女はダンスをしているのか、髪飾りがステキ。どのフレスコ画でも、描かれている女性のドレスはどれも胸が露出している。これが正装だったのか。これを着てみんなでダンスするとかどんな気分?イルカは王妃の間の浴室のフレスコ画だったと考えられていて、こんな浴室でお風呂に入った王妃はどんな人? グリフィン、これは王座の間の壁画とは違う、鎖に繋がれているグリフィンは初めて見た。架空の生き物がなんのために彫刻されている?

自分が展示のガラス越しに撮したものなので影とかライトの反射とか入っているのをそのまま、ほんの一部だけここに上げてみたが、まだまだ展示物は続く。疑問だらけになる。何度も行ってみたい場所だ。

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