秋分の日

太陽がほぼ真東から昇り、真西に沈んで、昼と夜の長さが同じになる日。お彼岸、または彼岸会と称して、先祖を敬い、なくなった人を偲ぶという国民の祝日。子供の頃は周りの大人達が普通にお彼岸の法要とかいったしきたりを滞りなく行っていたので、何も感じなかったのですが、これが国民の祝日として学校も仕事もお休みするという、そこのところが今となっては不思議なんです。

海外生活が長いと日本の祝日の多さが羨ましくって仕方ないのですが、秋分のような自然現象がお休みの日になっているというのが特に羨ましいのです。季節の移り目、収穫の季節、それに祖先を敬い霊魂を大切にするために国をあげて日常の仕事を止めるのです。今はどれだけの人達がこの日に先祖を敬い、なくなった人を偲ぶということを行っているか分かりませんが、そういったしきたりの中で育つことで、霊魂を敬うことを教えられて人への優しさを育んだり自然の大切さを知らず知らずのうちに学んでいくのでしょうね。やはり、日本はすごい。

ところで、富士山と大山・出雲日御碕神社という大パワースポットをつなぐ不思議な一直線のレイラインと呼ばれている線があるのですが、秋分と春分の日に太陽はこのレイラインを通るのです。実家から見える伊吹山、琵琶湖の中にある竹生島、自分の出身高校もそのレイライン上にあります。今年になって知った事実でびっくりしています。秋分の日、日本の今日9月22日、富士山から登ったお日様が実家から見える伊吹山からも登り、自分が通っていた高校の上を通り、竹生島の上を通っていく訳です。それがどうしたって事ですけど。レイラン上には、富士山はもちろんのこと、伊吹山や竹生島も含めた多くの聖地が並んでいます。出身高校までレイライン上にあるって事は、あの高校はパワースポットだったのかな、春分の日と秋分の日にエネルギー最高になっていて私はそこで充電していたんだなあ、とか、感慨深いものがあります。

日本のレイラインは他にもあって、日本以外にもイギリスのストーンヘンジを含めたレイラインとか有名ですが、北米にも調べると多々出てきます。でも、なぜ多くの聖地がこのレイラインの一線上に並ぶのでしょう。エネルギーの流れ、自然の力、神の力としか説明の仕様がないのでしょうか。人間が無理矢理こじつけて線引きしているとは思えないですよね。

聖地ともっと親しくなって、自然のパワーにあずかって、自分のエネルギーを益々上げていく。。。秋分の日をそんな日にできたらいいですよね。

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