ハイヤーセルフのメッセージ

家を購入するというのは一世一代の大仕事。20数年前からあちこちを探し回って、どの地区で、どんな家を買いたいか、悩みに悩んで色んな場所をドライブして周っていました。人からの情報だけでは分からないところは自分でドライブして回ると、その近辺の様子がわかってくるのです。だいたいどんな車が駐車されているかで、その地区の住民の収入の程度が推測できる、ということもあって。

そんなことを数年続けていた21年前、11月の感謝祭の後の日曜日、朝起きてすぐ、今日も家探しに行こうと一人で車を出しました。運転しているうちに、知らない大通りに入ってみると、その道が遠くまでまっすぐ伸びていて、そのずっと先に緑の小高い丘とその遠くに何層もの山が連なってが見えるのです。美しいのでその道を突き当たりまでドンドン進み、突き当たりの信号をなんとなく左折して、その後なんとなく右折したら、なんと紅葉の美しい並木道の閑静な住宅街に入りました。その時の全身鳥肌のあの感じ、今も忘れられません。ここだ。というあの時の気持ちは、今から思うとハイヤーセルフからのメッセージです。わかったのです。このあたりの家に住みたい。この地区ならどの家でも大丈夫と。

即、家に帰った私は夫に「最高の場所を見つけた」と言ってすぐ彼を連れて、見つけたばかりの住宅街をドライブして回りました。彼も同様に気に入って、ちょうど2軒売りに出されていた家のうち、今の家を購入することができました。

そして、1999年12月31日に入居したのです。

その時はそう思っていなかったのですが、あの時はハイヤーセルフと繋がっていたのだと感じます。何も考えずに、ああここだ、という感じ。これこれ、そうよ、間違いないって。

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