超能力
私たちはみんな超能力を持っている。
超能力とは「限られた人間が感じると思うよりももっと多くのことを感じること、自分が知ってるはずだと思うよりもっと多くのことを知ることだ。自分のまわりのもっと大きな真実から真実をくみあげる力、異なるエネルギーを感じる力だ。」と神は言う。ニール・ドナルド・ウォルシュのあの「神との対話」の神。今日は、この「神との対話3」からの抜粋を楽しむことにする。
さらにこう続く。
超能力を増強する第一歩は、それをもっていることを知って、使うことだ。あらゆる勘、あらゆる感情、あらゆる予感に注意をはらいなさい。注意をはらうこと。それから、「知った」ことをもとに行動する。
恐れげもなく直観どおりに行動すればするほど、直観が役に立つようになる。直観はつねにあるのに、あなたがたが注意をはらっていないだけだ。
超能力現象には3つのルールがある。それを知れば、超能力がどんなふうに働くか、わかるだろう。
1. 思考はすべて、エネルギーである。
2. ものごとはすべて、動いている。
3. すべての時は、現在である。
超能力者とは、この現象が引き起こす経験、つまり振動に自分を開いているひとだ。ときには、心に画像が浮かぶ。ときには、思考が言葉になる。
超能力者は、このエネルギーをうまく感じとる。最初は簡単ではない。このエネルギーは非常に軽くて、移ろいやすく、かすかだから。
ほんとうにあったのかな?超能力の初心者がつねにいだく疑問がそれだ。すぐれた超能力者は、決して疑問をいだかない。疑問をいだいたら、答えが消えてしまうから。
超能力者になるには、精神から離れ、常軌を逸していなければならない。直観とは心に、魂にあるものだから。
直観とは魂の耳だ。
魂だけが、生命のほんのわずかな振動を「聞き分け」、エネルギーを「感じ」、波動の存在を意識して、それを解釈する繊細な道具をもっている。
「超能力」とは、こんなふうに働くのだよ………。何かを考えると、思考はエネルギーを放出する。思考はエネルギーなのだ。超能力者の魂は、そのエネルギーを感じとる。真の超能力者はそれを解釈せず、どんな感じかをそのまま口にする。だから、超能力者にはあなたの考えがわかるのだ。
あなたのいままでの感情のすべてが、魂のなかに残っている。魂は、感情の総和だ。貯蔵所だよ。貯蔵してから何年もたっていても、真の超能力者は、その「感情」をおりおりに感じとることができる。それは。「いま、すべてがある」からだ………。
時などと言うものはないから………。
この本の存在は出版された当時から気にはなっていたけれど、手が出なかった。今年になってこの三部作を読み始め、味わって味わって読み進めて、やっと3巻にまでたどり着いた。「直観」と「直感」の違いもわかっていなかった。今だから、わかってきた、この超能力の話。この章を反芻して反芻して、常軌を逸していく。